2021年 11月のニュース

2021年11月15日

[最終更新: 2021年11月9日 (次回更新予定: 2022年3月15日)]

LIGO、Virgo、KAGRAは,O4観測をともに開始するため緊密に調整を行っています。各地域および全世界的な逆境の中ではありますが,2022年12月中旬にO4観測を開始する予定です。

LIGOは,最終的な目標感度として,連星中性子星に対して160〜190Mpcを想定しています。Virgoは,80〜115Mpcの目標感度を想定しています。KAGRAは、O4の開始時に1Mpcを超える感度で稼働することが見込まれており,O4終盤に向けて感度の向上に取り組みます。

本件に関する問い合わせは,各コラボレーションの代表までお願いします。

  • Patrick Brady (Spokesperson, LIGO Scientific Collaboration)
        lsc-spokesperson_AT_ligo/org
  • Giovanni Losurdo (Spokesperson, Virgo Collaboration)
        virgo-spokesperson_AT_ego-gw/it
  • Jun’ichi Yokoyama (Board Chair, KAGRA Scientific Congress)
        kscboard-chair_AT_icrr/u-tokyo/ac/jp

(”_AT_” は “@” に変更して、そのあとの “/” は “.” に変更してください。)

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2021年11月8日

LIGO-Virgo-KAGRAの国際重力波ネットワークは,11月7日,2020年3月に終了した第3期観測期間(O3)の解析結果を,GWTC-3(突発的重力波カタログ第3版)として論文として発表するとともに,観測期間のデータを公開しました.GWTC-3には,O3後半に発見された35のイベントが加わり,2015年9月に重力波の初観測に成功して以来,全部で90の重力波イベントが特定されました。

LIGO-Virgo-KAGRAでは,このカタログを用いた,相対性理論の検証に関する論文,KAGRAとGEO600が2020年4月に行った観測に関する論文などを発表する準備を進めています。

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2021年11月3日

ハードウェア障害の兆候が見られたため,予防措置として緊急メンテナンスを実施しました。
ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。現在は復旧しています。
(ダウン時間: 11月3日(水) 10:00〜15:00)

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