文部科学大臣がKAGRAを視察

2024年8月28日(木)に盛山正仁 文部科学大臣が岐阜県飛騨市神岡町を訪問、KAGRA・ハイパーカミオカンデ・スーパーカミオカンデを視察されました。

視察に先立ち、東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設において概要説明を行い、三代木伸二 重力波観測研究施設長がKAGRAの研究概要、地域とのつながりや、これからの研究の進展などについて説明しました。また都竹淳也 飛騨市長による飛騨市と東京大学との協力関係についての説明がありました。

KAGRAの地下実験施設では、梶田隆章プロジェクト代表と三代木施設長の案内で、高さ13.5メートルに及ぶ多段振り子からなる防振装置やトンネル内の3kmの長さの真空ダクトなどを前に、KAGRAのレーザー干渉計の仕組みやトンネルの建設についての説明を行いました。

視察の最後には、大臣から、「時空の歪みに挑戦」とのメッセージを色紙にいただきました。