科学技術政策担当大臣がKAGRAを視察

2021年1月4日、井上信治 内閣府特命担当大臣(科学技術政策)が岐阜県飛騨市神岡町を訪問、スーパーカミオカンデとKAGRA、ひだ宇宙科学館カミオカラボを視察されました。

視察に先立ち、東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設において概要説明を行い、スーパーカミオカンデ、ハイパーカミオカンデの説明に続いて大橋正健 重力波観測研究施設長がKAGRAの研究概要、地域とのつながりや、これからの研究の進展などについて説明しました。また都竹淳也 飛騨市長による飛騨市と東京大学との協力関係についての説明がありました。

KAGRAの地下実験施設では、梶田隆章 宇宙線研究所長と大橋施設長の案内で、アップグレード作業のため真空容器から取り出されているサファイア鏡や、トンネル内の3kmの長さの真空ダクトなどを前に、KAGRAのレーザー干渉計の仕組みやトンネル、実験装置の建設などについての説明を行いました。

視察の最後には、大臣から、「宇宙の神秘の解明を!!」とのメッセージを色紙にいただきました。

神岡宇宙素粒子研究施設で概要説明を行う様子

KAGRAの中央実験室で重力波望遠鏡についての説明の様子

KAGRAのアームトンネル内で真空ダクトについて説明を聞く井上大臣

色紙にメッセージをいただきました

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