喫茶室かぐら〜作家と学者の出会うところ〜を開催しました

10月5日、岐阜県飛騨市の神岡図書館にて、トークイベント「喫茶室かぐら〜作家と学者の出会うところ〜」が開催されました。

「喫茶室かぐら」は、大型低温重力波望遠鏡KAGRAの命名委員会のメンバーが、喫茶室のマスターと常連客としてゆるーく会話を繰り広げるというイベントで、飛騨市、飛騨市教育委員会とNPO法人宇宙まるごと創生塾飛騨アカデミーが共催し、東京大学宇宙線研究所の協力で開催されました。昨年に続く2回目となる今回のイベントでは、多摩六都科学館館長の高柳雄一さんがマスター役となり、常連客役の作家の小川洋子さん、毎日新聞論説室専門委員の青野由利さん、東京大学宇宙線研究所 重力波観測研究施設の大橋正健施設長との会話を盛り上げました。

様々な話題が飛び交う中、「KAGRA」の名前の話題になった時には、「KAGRAって本当にいい名前ですよね。神岡という場所で重力波(Gravitational Wave)を観測する装置だ、ということがすぐにわかる。アメリカやヨーロッパの装置は「LIGO」や「Virgo」とどちらも「GO」で終わるのとくらべても「ら」で終わるKAGRAは際立ってますよね。」など、命名委員ならではの会話が繰り広げられました。