文部科学副大臣が重力波観測研究施設解析棟を視察されました

2025年6月11日(水)、野中 厚 文部科学副大臣が岐阜県飛騨市神岡町を訪問され、重力波観測研究施設解析棟、スーパーカミオカンデの各施設を視察されました。

視察に先立ち、東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設において、重力波観測研究施設長の三代木伸二より、KAGRAの研究概要、地域との連携、今後の研究の展望などについて説明が行われました。

KAGRAトンネル入口から約5km離れた重力波観測研究施設解析棟内のコントロールルームでは、プロジェクト代表の梶田隆章教授と三代木施設長が、KAGRAのレーザー干渉計の仕組みや、すべての観測機器がこのコントロールルームから制御されていることについて説明を行いました。

重力波観測研究施設解析棟の視察の最後には、副大臣より「-253度の鏡で重力波を映しだせ」との激励のメッセージを色紙にいただきました。