金曜日, 3月 31st, 2017

東京大学大学院理学系研究科物理学専攻の榎本雄太郎君の修士論文が、理学系研究科研究奨励賞を受賞されました。おめでとうございます。

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金曜日, 9月 16th, 2016

10月29日の飛騨市で重力波に関する講演会が開催されます。奮ってご参加ください。
講演会情報

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日曜日, 7月 24th, 2016

7月24日日曜日に、飛騨市との共催でKAGRA見学会を開催しました。400人を超える方々に、KAGRAの建設状況を見ていただきました。

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日曜日, 7月 24th, 2016

7月23日土曜日に、KAGRAに対し高額寄付を頂いた方への感謝の一つとして、梶田隆章PIが、寄付者の方々をKAGRAにお招きし、作成された銘板及び、KAGRAを見学していただく会を開催いたしました。80人超の参加者をお迎えし、盛会となりました。

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月曜日, 6月 27th, 2016

KAGRA共同研究者である天文台の阿久津君のKAGRAのバッフルに使う黒色表面に関する論文が5月のSpotlight on Opticsの1つ(ハイライト論文)に選ばれました。

Opt. Mater. Express 6(5) 1613-1626 (2016)

https://www.osapublishing.org/spotlight/summary.cfm?id=339003

https://www.osapublishing.org/spotlight/

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金曜日, 4月 1st, 2016

平成28年4月1日より、重力波推進室を改組し、重力波観測研究施設として再スタートします。

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月曜日, 2月 22nd, 2016

2月12日のLIGOグループの重力波発見の報告に関連し、KAGRAグループでは、以下のような活動を行いました。
1)大阪市立大学での記者会見中継の実況と解説(神田先生、田越先生)(link
2)東京大学宇宙線研究所での梶田計画代表のコメント解説(link
3)東京大学ビッグバンセンターにおいてKipp Cannon先生による、重力内検出発表論文の解説講義(link
4)大阪市立大学におけるLIGO発表内容に関する報告会
5)東京大学大学院理学系研究科物理学専攻・安東先生による NHK番組「視点・論点」での解説(link
6)東大宇宙線研・三代木による、NHK番組「サイエンスゼロ」での解説(link1, link2

以上とは別ですが、2月12日、馳文部科学大臣の記者会見でも、今回の重力波発見に関するご発言がありました。(link

今後も、春の日本物理学会(東北学院大学)での特別講演(京都大学・田中先生)、一般相対性理論を専門とする全国の先生による解説記事の掲載などが計画されています。

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金曜日, 2月 12th, 2016

2015年2月11日のアメリカ東部時間の午前10時30分(日本時間12日午前0時30分)に、LIGOグループとVIRGOグループが2015年9月から2016年1月にかけて行った重力波の観測結果について記者会見を行いましたが、それを受けて、KAGRA計画代表である梶田隆章教授のコメントを以下に掲載いたします。

——- (Japanese) ——-
2016年2月12日

LIGO-Virgoの重力波発見に関するKAGRAグループからのコメント

我々KAGRAグループは、LIGO-Virgoが重力波信号を発見したことを心より祝福します。これは重力波および一般相対性理論の研究者が待ち望んでいた歴史的快挙です。

現在我々が建設中のKAGRAを含む第二世代の重力波望遠鏡(レーザー干渉計)によって、重力波そのものや、ブラックホールや中性子星という高密度星の研究が可能であることが実証されたという意味で、このニュースは本当にエキサイティングです。

我々は今後も引き続きKAGRAの建設を進めて完成させ、高い感度を実現して重力波国際観測ネットワークに一刻も早く参加し、重力波天文学という新たな学問分野に貢献していくつもりです。KAGRAは地下に設置されて低温ミラーを装着しているため100Hz 以下の帯域で感度が高く、その周波数帯にある重力波源の探査に適していますが、そこはまさに今回LIGOで観測されたブラックホール連星の合体イベントがたくさんあると予想されているところです。まず、KAGRAはそこを目指していきます。

もちろん、宇宙にはブラックホール連星合体の他にも、重力波を観測手段として研究すべき天体現象がたくさんあります。例えば、KAGRAでは、連星中性子星合体によるブラックホールの誕生を検出したいと考えています。それは、他の重力波望遠鏡やマルチメッセンジャー天文学のパートナーと連携して継続時間の短いガンマ線バースト源の謎を解明することにつながると考えています。ご期待ください。

梶田隆章
KAGRA計画代表

——- (English) ——-  
Feb. 12th, 2016

Message from KAGRA on the discovery of Gravitational Wave signal by LIGO-Virgo collaborations

We, the KAGRA collaboration, congratulate the LIGO and Virgo collaborations for the discovery of the gravitational wave signal. It is a historic discovery where the whole field of gravitational waves and general relativity have been waited for.

It is really exciting news, because it is now clear that the studies of gravitational waves and massive compact objects, such as black holes and neutron stars, can be made by the present generation gravitational wave detectors including KAGRA.

KAGRA would like to complete the construction, achieve the high sensitivity and join the international gravitational wave network as soon as possible so that KAGRA can contribute to the new field of gravitational wave astronomy. Because KAGRA is located underground and going to use cryogenic mirrors, KAGRA is particularly suited to study gravitational wave signals below about 100 Hz, where many signals of mergers of black hole binaries are expected, as observed by LIGO.

In addition to the merger of black hole binaries, there are many astronomical objects to be studied with gravitational waves. For example, KAGRA wants to detect a birth of a black hole created by a coalescence of binary neutron stars and resolve the mystery of short gamma ray bursts with the other gravitational wave detectors and with the partners of multi-messenger astronomy.

Takaaki Kajita,
for the KAGRA collaboration

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火曜日, 10月 27th, 2015

大型低温重力波望遠鏡(KAGRA)の運転開始迫る!

人類初の「重力波」の観測を目指した、大型低温重力波望遠鏡KAGRAの観測開始がいよいよ迫ってきました!

KAGRAは、現在、岐阜県飛騨市神岡町にある旧神岡鉱山のある池ノ山の山麓に建設されている新しい時代の望遠鏡です。望遠鏡と言ったら、スバル望遠鏡や、ハッブル宇宙望遠鏡、多くの電波望遠鏡のように、山頂や宇宙空間のように、空気の影響を可能な限り避ける場所を選んで、宇宙から届く光や電波を受ける望遠鏡をご想像されると思います。でも、重力波望遠鏡は、「地下から宇宙を観測する望遠鏡」です。そんな、常識破りの望遠鏡でとらえようとしている「重力波」とはなんでしょうか?

重力波をとらえる意義

重力波は、かの有名なアルバートアインシュタイン博士が考え出した一般相対性理論を解くことによって、その存在が予言されている重力の波動現象です。その存在は、1979年に、ハルス博士とテイラー博士によって間接的には証明されました。しかし、まるで携帯電話で電波を受信するような感じで、その重力波が装置を使って直接的に検出されたことはいまだかつてありません。

人類は、誕生して以来、まずは光でこの世の中を理解し、特に、この200年の間には、光の仲間である、電波、赤外線、紫外線、X線、ガンマ線の存在を知ることにより、さらに、自然への理解を深め、応用することで、生活を豊かにしてきました。今、これに重力波が加わろうとしています。しかも、重力波は、光の仲間ではないので、光の仲間では見えない世界が見えるのではないかという期待がかけられています。宇宙誕生の瞬間、ブラックホールが誕生する瞬間もみえるようになるでしょう。

重力波はどうやってとらえる?

重力波が来ると、二つの離れた物体の距離が、重力波の周期で伸びたり縮んだりするようになります。重力波望遠鏡は、この伸縮をとらえる、いわば長さ計測装置です。しかし、その重力波による伸縮の効果は非常に小さく、たとえば、地球と太陽の距離(1億5千万キロメートル)が水素原子1個分(0.1 ナノメートル)動く程度でしかありません。それを地球上で行おうとすると、約3kmの長さの直線距離に対し、1兆分の1のさらに1億分の1メートルの変化をとらえる必要があります。しかし、世界の重力波望遠鏡は、KAGRAも含め、すでに、この3 ~ 10倍の大きさのものを検出できる能力をもつ技術を開発しており、その目標検出能力の達成をめざし、現在各国で望遠鏡を建設中です。

KAGRA重力波望遠鏡の目標検出感度を達成するための協力体制

重力波の信号が非常に小さいため、望遠鏡を揺り動かすありとあらゆる原因が雑音となりえます。特に大きく揺り動かすものが、地面の振動と、装置の熱振動です。KAGRAでは、その影響を十分に取り除くための戦略や技術開発を、東京大学宇宙線研究所が主導しながら、高エネルギー加速器研究機構や自然科学研究機構・国立天文台も主要な推進機関として行っています。

例えば、東大宇宙線研究所は、地面の振動を影響を避けるために、そもそも、その地面の振動が小さい場所をKAGRAの建設場所として選定しました。それが、旧神岡鉱山内の地下200メートル以深に新たに掘削した地下トンネル空間です。地面振動は、地表に比べて1/100以下と小さくなっており、特に1Hz以下の振動が小さいことが、重力波望遠鏡の安定的な運用に欠かすことのできない利点となっています。ちなみに、トンネルの総掘削量は、外部からのアクセス部、干渉計が設置されるアーム部を合計し、7700メートル余に達しましたが、1年10か月という短期間で完成されました。

ただ、このように地下に設置するだけでは、とらえたいと思っている重力波の周波数付近に地面振動の影響が多大に残っていますので、鏡をその振動からさらに防ぐ高性能な装置が必要になります。この鏡防振装置を主に開発しているのが国立天文台です。
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さらに、望遠鏡の心臓部である鏡が熱を持っていることが原因で起こる熱振動も重力波信号をかき消す原因になります。この熱振動を低減するための装置を開発してきたのが、高エネルギー加速器研究機構です。****

このように、重力波望遠鏡の感度性能を直接左右する部分の開発には、主要三機関が主導的にたずさわっていますが、その他にも、重力波望遠鏡を望遠鏡として運用するには、真空装置、レーザー装置、補助光学装置、望遠鏡制御装置、データ取得装置、データ解析手法など様々な部位の開発が必要で、それらは、国内外の多くの大学や研究機関の協力を得て推進されています。

重力波天文学の創生に向けて

重力波の初検出を目指して、世界の主要国がしのぎを削っています。アメリカは、腕の長さが4kmあるLIGO(ライゴ)という重力波望遠鏡を2台建設し、目標感度まであと3倍程度まで肉薄しています。ヨーロッパでは、主に、イタリア、フランス、オランダなどが協力し合いVIRGO(ヴァーゴ)という重力波望遠鏡を建設し、さらなる高性能化を進めています。ただ、重力波信号の検出を確信をもって世に宣言するには、1台だけでは心もとないので、KAGRAを含めた複数台の重力波望遠鏡のデータを持ち寄り、信号の信頼性を高めることは必須です。将来は、これらの重力波望遠鏡が観測ネットワークを構成し、重力波天文学を創生することを目指しています。

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金曜日, 7月 3rd, 2015

黒田先生の万有引力に関する記事が、雑誌「パリティ」7月号に掲載されました。

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火曜日, 5月 26th, 2015

国立天文台チームが開発していました、KAGRA用の鏡防振装置の一つの動作確認が確認できました。

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金曜日, 1月 27th, 2012

「まるのうち宇宙塾」で天文台・阿久津君が重力波について講演することになりました。
まるのうち宇宙塾

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