LIGO Scientific Collaborationの前スポークスパーソン Gabriela González 教授がKAGRAを訪問

2018年3月30日、米国の重力波望遠鏡LIGO (ライゴ) Scientific Collaborationの前スポークスパーソン、ルイジアナ州立大学のGabriela González(ガブリエラ ゴンザレス)教授が、岐阜県飛騨市のKAGRA実験施設を訪問しました。

地下トンネル内のKAGRA実験施設では、2015年までルイジアナ州立大でLIGOの研究を行なっていた東京大学宇宙線研究所の苔山圭以子助教の案内で、入り口から3km先のトンネル先端での鏡のインストールの様子などKAGRAの本格観測へむけた準備状況を興味深く視察しました。

2019年に予定されているKAGRAの本格観測開始、LIGOや欧州のVirgoとの共同観測にむけて一層の研究交流、協力が深まることが期待されます。

かぐらの地下実験施設を訪問したルイジアナ州立大学のGabriela González教授(中)と案内をした宇宙線研究所の苔山圭以子助教(左)。かぐらのアームトンネル先端付近にて撮影。

かぐらのサファイア鏡を低温容器内に設置し、調整する様子を視察中。